中央区・港区の店舗閉店が多発しています
この数か月、当社の近くにある店舗様から多数の閉店片付けとお買取りのご連絡を頂きます。
残念な事にコロナの影響で、高い家賃や従業員の賃金が払えず閉店に追われてしまった店舗様です。
当社は港区の赤坂に本社を置くため、近隣の店舗様は本当にすごい打撃を受けており、街には人がほとんど歩いていない状況でした。
閉店の理由として、近隣の大企業(NTTなど)はテレワークがほとんどで、IT企業の多い赤坂や青山では、会社に出社していないため、ランチタイムにも足を運ぶ人がいない状態でした。
1か月に100万円以上の家賃はザラにあり、行政や国からの援助では賄えきれませんでした。
そんな中、ある店舗様からご連絡を頂きました。夢をみて寿司屋を開店してから3か月後にコロナショックが訪れたそうです。
そのまま3か月試行錯誤をしながらテイクアウトを始めたりしましたが、状況は改善されず閉店になりました。
そのお店は地下店舗でしたので、テイクアウトのお弁当を売るのも露店販売できず、厳しい状況でした。
お電話を頂きお見積りにお伺いすると、やりきれない表情で落ち込んだ社長さんが待っていました。
厨房機器もすべて半年前に大金を叩いて購入したものでした。もちろん日本政策金融公庫の支払いも残っており、借金だけが残る状況でした。
すべてを改善することはできませんが、あんしん回収にできることはなんだろうと一生懸命考えました。
社長もかなり悩んでおり、死について話したりと、おかしくなる状況に追いやられていたのです。
その時は、国の考えも手薄でしたし、お金の援助内容もしっかりと決まっていない時期でしたので、お客様が閉店し片づけた後に、新たな融資内容が用意された状態でしたのでお客様には間に合いませんでした。
とても悲惨な状況だったと私どもは感じております。
あんしん回収がご提案したいくつかの内容をご説明いたします。
この時期は、リサイクル品のお買取りもコロナショックで値段が暴落していたので、高額お買取りが厳しく、他店様もあり得ないくらいのお買取り金額でした。
通常のお買取り方法では、お客様にお金が残せないし、良い条件にはならない。
・不動産会社が高額で居抜店舗として、新規に入居する方に造作費として高額で販売
・すべての厨房機器を他店に転売
・あんしん回収が代行してオークション販売
今回は、不動産会社様が居抜きとして造作購入して頂くことに交渉が成立致しました。
私達は不動産屋さんが使わないといった商品やごみを回収して、とても安い費用ですみました。
本当は売り上げを高く考えるの当たり前ですが、私たちも人間ですので、感情はあります。
店舗明け渡しでの注意点
気を付けて頂きたいのは、スケルトン戻しの契約になっているのに、費用が大変だから使える物はそのまま置いてっていいですよ。という不動産会社からの指示。
これは、高額商品以外の残置物は撤去しなくてはならない。不動産屋は居抜きでこれらの商品を造作として勝手に売ってしまいます。もともとのオーナー様には、販売した代金はもらえません。
そもそもスケルトンにしたら、新しく始めるのに費用が掛かるため、一から内装をやってまで借りる方がいないので、それをわかっているにも関わらずスケルトン工事の代わりにと交渉してきます。簡単に言うと仕組まれてることが多いです。
私たちがお客様の元にいち早くお伺いできれば、様々な情報をお伝えし、お客様が損の内容に努力致します。
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