遺品整理 死のお片付け スウェーデン式お片付け
遺品整理のご依頼が、関東一円のお客様からあんしん回収に殺到しております!
同様に、”生前整理”のご依頼も急増しております!
実際、遺品整理のお手伝いにお伺いした際に、
「遺品整理がこんなに大変だとは思わなかった。故人が生きている間にもっと話をしておくべきだった。」というお声をよく伺います。
遺品整理件数の増加に伴い、、生前整理の重要性が見直されてきているのです。
「終活」、「エンディングノート」といった言葉も、もはや聞きなれたものとなりました。
できることなら、元気なうちに身辺整理をしておく。というのは、とても大切なことだと思います。
世の中の流れとしても、「断捨離」という言葉の登場以来、そもそもの生活スタイルを”余計なものを減らして、シンプルな生活をする”といった風潮になってきています。
それを証明すべく、片付け方の紹介本がここ数十年、ベストセラーになっています。
「捨てる!技術」、「人生がときめく片付けの魔法」そして弊社も取り上げられている遺品整理士認定協会発行の「遺す技術」などなど、数ある片付けハウトゥー本の中で、”最新のお片付け法”として欧米で話題をよんでいるのが、
スウェーデン人 アーティストのマーガレット・マグネソン氏が書いた、
「死のお片付け」という本ではないでしょうか?
なんでも、著者曰く、「私がこれをとっておいたら誰かが喜んでくれるか?」と自問自答で捨てる捨てないの判断をするということだという。
更に、自らの死のお片付けを経ても捨てずにとってある箱の存在について、
「手紙や写真など個人的な思い出の品で、自分にとっては大切なものでも、家族といえども自分以外の人には不要な物で、自分にもしものことがあっても、家族はその箱の中身を吟味することなく捨てていいことになっている」と言っているそうです。
終活、エンディングノートは、”死”という近い将来に焦点を当て、そのための準備という少し暗い感があるのに対し、死のお片付けは、”死”を意識しつつも、”今”現在に焦点をあて、今現在の生活をいかにシンプルに楽しく生活をするかという前向きなテーマのようだ。
なるほど。合理的な考えだ。いかにも欧米らしい。と納得しつつ、「私がこれをとっておいたら誰かが喜んでくれるか?」という第三者の気持ちになって考えるというのは、
そもそも日本人が常識的に行ってきたことであるのに、それができなくなっている現状を再認識せざるを得ないと感じてしまいますよね。
1月には日本語訳が出版予定とのことですので、ご参考までに一読されてはいかがでしょうか。
それぞれの状況により、身辺整理はできない場合も多くありますが、今を楽しむために身辺整理を心掛けられるようになるといいですね。