遺品整理業者の選び方
もなく、ゴミですと言われたのです。
お客様は、途中でキャンセルをし、あんしん回収にお願いして頂きました。
突然のお電話で、びっくりしたのですが、遺品整理士に頼んだのに、整理ではなくゴミ屋さんの対応だったそうです。
見積もりにお伺いすると、海外で使える物や国内でも使える物が多数ありました。
この内容はよくあるケースです。
原因があります。遺品整理士は、資格は簡単に取れますが、経験はありません。ようするにたくさんの遺品整理を実際にはやっていないのです。
そして、紹介サイトを通すと、どんなに良い業者があってもサイト内で相見積もりになります。安さではありません。
安さでお客様も選んでしまうと、クオリティが断然違う会社が来ることがあります。
私達は、自社でリサイクル品の海外輸出をしていましたが、たくさんの有名に遺品整理士が当店に物を売りにきました。
梱包を見れば、クオリティがわかります。
商品として持ってくる意識か、ゴミを処分させようとする意識か。
おわかりですよね。ゴミ処分扱いでリサイクルやリユースをうたう業者が分別や整理がうまい訳ありませんし、物を見てないし価値もわかりません。
でも、作業員は知らないだけで、作業は一生懸命やっている方が多数です。
しかし、一生に一度しか頼まない可能性のある作業だからこそ。高いクオリティではなくてはならないのではないでしょうか?
一生の心に残る問題ですし、後で後悔するような作業でしたら、本当に不快です。
遺品整理士認定協会から遺品整理士として認定されたのであれば、許可を保有しているだけでなく、常に勉強してもらいたいです。
私達も日々勉強していますし、とても慎重です。
お金を払えば取れる資格ですが、資格と作業員のモラルや常識は簡単には向上しません。
みなさん、慎重に業者を選んでください。
やはり、大手企業と提携していたり、テレビに出演経験などは、あんしん出来る業者が多いです。
特に、大手不動産会社と連携して、遺品整理に伴うお片付けからお買取をしている会社は、特に提携審査は厳しく、ほとんどの会社は契約が出来ません。
そこには、片付けだけでなく、不動産知識やお客様の家財の価値、知識が必要だからです。
貴金属やブランド品といった、わかりやすい物ばかりではありません。特に美術品や食器などの小物にも価値は存在しているからです。
知らないで捨ててしまっては、不動産会社にもクレームが行きます。
みなさんお気をつけてください。