遺品整理業者選びの注意点9選
遺品整理業者選びの注意点9選
下記を参考に本音をお伝えいたします。
トラブル防止の為に参考にしてください。
1.遺品整理を専門的に行なっている。
ほとんどの片付け業者は当社も含め全ての作業に対して、ホームページなどに掲載しています。しかし、戸建て丸ごとお片付けや遺品整理のお仕事量はあまり少なく、お引越し後のお片付けなどが多いです。
実際に作業をすると、遺品整理というよりは、処分作業と変わりません。部屋から全て荷物を出すだけが、遺品整理ではありません。
遺品整理士さんが全員作業ができるわけでもありません。簡単なペーパーテストで遺品整理士なれるのて、経験値がない方は、ペーパードライバーと同じような場合があります。実際に遺品整理現場をほとんどやった事がない業者も多数ございます。
もちろん、みなさん経験値を上げてお客様の為に、頑張ろうという方はたくさんいらっしゃいます。遺品整理士になる前に、モラルがあるか?お客様の大事な家財の価値を理解しているか?面倒な気持ちにならずに、丁寧に仕分けができるか?まずは、そこが大事です。資格の前に、片付けスタイルがスピード重視の業者は注意です。荷物が誤って捨てられてしまう事があります。
2.お買取りに対してどんな物でも査定できるのか?
お客様の大事な家財を仕分ける際に、まずお客様の家財価値を理解できますか?私がよく、遺品整理業者さんにレッスンを行なっているのですが、1番大変なのは、価値を教える事です。お買取業者ほど知識がなく、検索能力もバラバラです。お客様もご実家の両親の家財だとわからない場合がありますので、遺品整理業者からお客様にお伝えする立場です。騙し取られる前に、業者サイドが価値を分からず捨ててしまう事がよくある話です。例にあげると、万年筆や食器、お茶道具、置物、時計、おもちゃなど、様々な物に価値があります。
3.合同供養やお焚き上げもやっているか?
遺品整理において、お客様からのご依頼は供養のお願いがあります。これは、お客様のお気持ちに対してのお話になります。お写真や人形、仏壇、無縁仏など様々なケースがあり、お寺や住職さんとの連携ができているかです。
4.箱型のトラックを所有して、引越しの用に綺麗に遺品を運んでくれるか?
平ボディータイプを使用してるトラックについて説明します。近隣から廃棄物が丸見えになり、大量なゴミを見て近隣から嫌なイメージになることも。家は整頓されていても、山積みの廃棄物はゴミ屋敷をイメージさせます。また、近所の方から廃棄物の一部を欲しがる人がいます。トラックを物色されるのは気持ちよくありません。綺麗に積まれていると大事に運んで頂いてる感じがあります。箱型のアルミバントラックですと、お引越しのように積み込みしますので、大切扱ってるようになります。
ただし、トラックに荷物を積む技術めありますので、お引越し屋さんドライバーのように積み込みが上手くなく、汚い積み込みをしている方も多数います。とてめ残念な気持ちになります。
5.片付け方法や段取りを丁寧に説明してくれるか。
お見積もり段階でお片付け方法や仕分けて欲しいものをしっかりとヒヤリングしてくれるのは勿論で、しっかりダンボールなどをご用意して、丁寧に仕分けるかを聞いてください。また、リサイクル品や資源物、保管物をどのように仕分け、最後のお掃除までサービスでしてくれるか?
大事なお話です。
6.丁寧にきめ細かく仕分けしているか。
こちらも仕分けのお話です。廃棄物に対してもジャンル別に分けてくれるか?ジャンル別に分けると廃棄代がお安くなります。
処分場の廃棄代は高額な為、廃棄施設の方の仕分け作業が減れば減るほど手間が掛からず廃棄代が安くなります。また、スピード重視で作業していると資源ゴミやお金の掛からないものまで混合され費用がかかります。しっかり仕分けはメリットしかありません。
7.スピード重視業者は危険です
スピードが速いと手際がいいと思われがちですが、右から左に荷物を移動させているだけです。確認作業があまくなります。
デメリットが強いです。ゴミの中に、大切なものを混ぜられてしまうことや、箱を開けずに確認せずそのままゴミ袋に入れてしまい、高価な物や形見になるものが見つからない。廃棄代が混載廃棄物になり、高くなる。リサイクルやリユースをあまり考えていない。人件費より、仕分けしてリサイクルしたり資源を分けた方が一日追加になってもお得な事の方が多いです。
8.一般廃棄物処理に対して対策しているか。
家庭から出る廃棄物は一般廃棄物収集運搬許可が必要です。リサイクル品は古物商で実際にお買取りしているので、運搬に問題はありません。一般廃棄物収集運搬許可は通常取れませんので、各自治体の正式な業者に現場まで取りにきて頂き、引き渡します。その前に低価格を実現するための仕分けが重要です。
9.作業に対して外注などしていないか?
よくトラブルになるケースをご紹介いたします。依頼先がポスティングチラシの一部の業者やテレビCMでお着物を買うと宣伝している。
チラシですが、自社作業の場合は問題ありませんが、登録制の業者に作業のみ依頼しているケースがあります。ボッタクリなど結構あります。紹介料金を支払う為に高く請求しているのです。
着物のお買取で遺品を買いますに気をつけてください。ほとんどが委託業種です。着物より貴金属を探したりブランド品を探しにきます。
着物はとても売却が難しく、高価に売れる事はなかなかありません。訪問チャンスの為に着物を武器にしています。
また、着物の知識もありません。
様々な業種が遺品整理を行なっています、弊社も含め日々勉強な作業です。
スペシャルリストになる為には、勉強が必要です。お片付けだけでなく、大事な家財に触れ合う機会がある以上、価値を知らなければなりません。高価な物を手放さないようにしてください。
